まずはHDDが装備されているのが新しい。またコントローラーやその他の機器を接続できるUSBポートが4個装備され、さらに60GBモデルは各種のカードスロットを備えているのも時代を物語る。そしてデジタル映像や音声の出力はHDMI端子を使うようになっているのはホームシアター派としては大歓迎だろう。逆にいうと、HDMIに対応していないと本来の高画質も高音質デジタルマルチチャンネルも味わえないことになる。アナログ映像出力や2ch音声出力のAVマルチケーブル端子や光デジタル端子はあるけれども。
超精密な駆動メカ
今回はBDやDVD、CDを再生するディスクドライブに注目しよう。これが想像以上に高級な駆動メカなのであり、説明を受ける度に冷や汗が出るほどのものだからだ。
写真のように1レンズ、2波長のレーザーピックアップを正確にトラッキングさせるヘッド部が異常なほど凝った作りになっている。移動を支えるロッドが2本並んでいるが、これが微妙に傾けてあるのが興味深い。これは装着時のディスクの反りに見合った傾きをあらかじめ付けることでチルトサーボの負担を減らすためだ。これでこそ信頼性や高速応答性が可能になるわけだ。また全体を支える鉄製のシャーシは1.6mm厚で末端を折り曲げ(絞り)加工しているという丈夫なもの。