井上良治

さまざまなインシュレーターが発売されている。そして、ほとんどのモデルが防振性、制振性の高さを売り物にしている。これらを使用してみると、確かに音を変えてくる。全てではないが、解像度を高め、音の切れを引き出してくる傾向が強い。
では振動に対してどうなのだろうか、本当に振動は押さえ込んでくれるのだろうか?
これを解明する為、簡単な実験を行ってみた。
 再生中のスピーカーの上に別のスピーカーを載せたのだ。
 当然だが、上に載せたスピーカーは配線させていない。
 上のスピーカーの天板に指先で触れてみる。ハッキリと下のスピーカーの振動が伝わって来るのが分る。
人間の指先は実に敏感だ、極めて小さな凹凸も見逃さないし、振動も見逃さない、熱さも分れば、冷たさも分る。最高のセンサーなのだ。
 次にスピーカー間に鰍hPCが新開発したマイナスイオン・アクリルインシュレーターIPC−MM3816をセットしてみる【写真1】
 これで上のスピーカーの天板に触れて見ると、指先は振動を感じない。スピーカーの振動は半端なエネルギーではないはずだが、これが完全にカットされているのだ。信じられないだろうがまぎれも無い事実である。
 まさに驚異の振動カット能力だ。
 従来の金属系インシュレーターを初めとして、ゴム系、木製、ありとあらゆるインシュレーターで同じ実験を行ってみたが、下のスピーカーの振動を上のスピーカーに伝えないモデルは一つも無かった。
 本当に振動をカットするインシュレーターが遂に完成したのである。新次元のインシュレーターと言えるだろう。
  • 【写真1】

井上 良治

IPC−MM3816について
 IPC−MM3816は厚さ10mm、直径60mmのアクリルボード(スモークタイプ)2枚。
 厚さ3mm、直径10mmのミラクルリキッドラバー4個。
 直径40mmのマイナスイオンドットフィルム。
 以上により構成させている。
 構造的には、モデル名が貼り込まれたアクリルボード側にマイナスイオンドットフィルムがセットされ、アクリルボード間にミラクルリキッドラバーが4点支持の形でセットさせている【写真2】
  • 【写真2】
アクリルはアナログプレーヤーのダストカバーなどに使われるもので、軽量ながら鳴きが無く、程よい剛性を持つ。
 振動を抑える為に力を発揮するのは、水のように、加えられた力を周囲に分散させる形で逃がしてしまう、ミラクルリキッドラバーだ。
 ミラクルリキッドラバーに伝わった振動はラバーが振動に合わせて変形する事で熱エネルギーに変換され、実に素早く、極めて効率よく、消滅して行く。
 とにかく、スピーカーの激しく、大きな振動を見事にカットしてしまうのだから、まさに、ミラクルを引き起こすラバーなのである。
 マイナスイオンドットフィルムは、常温で半永久的にマイナスイオンを放射してくれるフィルムである。
 写真3で小さな丸い点に見えるのがセットされたマイナスイオンドットフィルムだ。
  • 【写真3】

井上 良治

マイナスイオン・アクリルインシュレーターIPC−MM3816の極めて高い振動カット能力が従来のインシュレーターとは別次元のサウンドを引き出してくる。  音が固まって、硬くなる感じが無く、耳に突き刺さる刺激音も無い。表現は暖かく、音に温もりと厚みを出す。程よく肉が付く事から、平面的にならず三次元的な立体感を生み出してくる。これが空間を広げ、必要以上に音像を小さくまとめず、弾力感が表情を豊かにし、しなやかな音楽表現を楽しませる。これは耳に馴染む音であり、耳が求める音である。
 音では無く、音楽を楽しむ為、芸術性を高める為に開発されたのがIPC−MM3816なのだ。
オーディオ機器はアナログプレーヤーからスピーカーまで、幅広く活用できる。 アナログプレーヤーに活用すれば、ウリングと言う言葉は存在しなくなる。
スピーカーに活用すれば、スピーカーの振動をスピーカー台やスタンドに伝えない事から、台やスタンドの影響を受けなくなる。
 アンプやCDプレヤーに活用すればラックを介しての床からの振動が伝わらなくなる。
 DVDプレーヤーに活用すれば、音は当然として映像のクオリティが一段とアップ。効果が目で確認出来ると言う訳だ。
 IPC−MM3816はまもなく秋葉原のエアアゼルポケットに展示され、販売される。勿論振動カット能力の高さも、自らの指先でチェック出来る。音楽性、芸術性の高い音もチェック出来る。興味ある方は是非足を運んでもらいたい。