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村井 裕弥 |
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しかし、信川サウンドの魅力は、センモニ(ヤマハNS−1000M)の徹底改造とCLT−1の付加+追込みだけから成るものではない。No.30とNo.31の写真を見比べれば、誰でも気づくことだが、何よりお部屋が違う!! 信川さんは2004年春から初夏にかけ、ご自宅を徹底リフォームされたのだ。それも、ご自分が、ご家族が、お客様が、優雅にくつろげる空間なのに、音がよい。くわしくは、2年半前のASC神戸支部掲示板をお読みいただきたいが、村井的には「遮音性」と「中高域の反射」がポイントだと理解している。
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今回貼り付けた写真は、側面の壁。何よりスリットに注目だ。縦長の板を横に並べて貼り付けただけのようにも見えるが、その板幅が、部位によってかなり異なる。当然共振周波数がずれ、部位によって、異なる周波数に影響を与える。
以下は、信川さんのセリフ。「この板は、山本会長のオーディオルームと同じものです。一見ただの縦長板のようですが、裏は強固に結合されている。おかげで、低域を適度に制動し、中高域を反射することができるのです。本当は、もっとバックキャビティを取りたかったのですが、リフォームのため外寸が決まっており、大きなバックキャビティを稼ぐ事が出来ませんでした」
ちなみに、バックキャビティがもっと取れると、「腰までの高さのスリット壁材を壁の高さ一杯まで使用し、スリットの無い壁材を交互に配することで、低音の量を自在にコントロールすることができる」のだそうだ。逆にいうと、それができなかったために「会長宅の低音と、アタックと均一性が異なる。ウチの低音のアタックは随分遅れているし、最低音の少し上の周波数でディップが有るんです。その辺りが今後のテーマ」ともおっしゃる。ボクは9月16日に山本さんちの音を聴いているから、その言葉に納得してしまうが、信川サウンドだけを聴いていたら、そうは思えないだろうなぁ。
(つづく) |