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村井 裕弥 |
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さて。別府から東京まで、陸路で、どうやって帰るか。フツーに考えたら、特急ソニックで小倉まで行き、山陽新幹線か。しかし、元来新幹線嫌いであるし、往きと同じ線路は極力避けたい。フルムーン夫婦グリーンパスはあと2日間も使えるし…。
というワケで、(鉄道ファンならオキテ破り必至の)宇和島運輸フェリーを利用することにした。四国は、2000年3月にとりあえず右回り1周しているが、愛媛県は松山しか行ってないから、八幡浜、宇和島に、ぜひとも行ってみたい。お目当ては、むろん豊後水道で獲れる鯛!
別府港から八幡浜港まで、おおよそ2時間半。お天気がすこぶる良い上、大して値段がかわらんから、思い切って特等乗船券を買う。ブリッジを渡った直後、船員がわざわざエスコートしてくれたのには大感激! しかし、本当の驚きは、そのあとに控えていた。
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ふたりで貸切った特等室が、何とウチのマンションより広いのだ(というより、わが家が狭過ぎか!?)。ドアをあけると、まずは高級ソファがで〜ん。カーテンをあけると、一面青海原(前日のぼった、あの高崎山も見える)。その先には、ごろ寝スペース。5人くらいは、楽に寝そべられそう。その左手には、シングルベッドが2つ。枕元のカーテンをあけると、船首と四国佐田岬も見える! さらには、専用トイレとただっ広い洗面所、32型液晶テレビまで完備(NHK BS2で「アルプスの少女ハイジ」を見た。ハイジが、クララのお屋敷、フランクフルトに連れてこられた話だった)。
「あなた。こんな旅してると、バチが当たるんじゃない?」そう言いつつ、ウチのやつの表情はゆるみっ放し。
12:15八幡浜港着。いや〜っ。超船酔いしやすい体質なのに、全然酔わん(笑)かった。さすが特等室。
しかし、何もない港だなぁ。「JR八幡浜駅は、どっちですか?」と尋ねたら、「あの山のふもとやけん、まっすぐ行ってつかーさい」と教えられた。どうやら、メインストリートをひたすら東に向かって歩けばよいらしい。 (つづく)
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