村井 裕弥

いやぁ。まいった。SOULNOTE dc1.0は、昨年12月24日に自宅試聴しているから、その凄みは充分理解しているつもりでいた。それでも、驚かされた!(変化の方向・変化量ともに、わが家のそれに酷似)
野口さんいわく「さっきまで、参加者が多いから、音を一杯吸って、ふだんの音が出ないのだと思ってましたが、全然そんなことないですね。このD/Aコンバーターによる音質改善効果は、人数が増えた減ったの次元をはるかに超えている。これが、ふだんのわが家の音です」
しかし、この会は「これでおしまい」ではなかった。 「実は、きょう、藤本社長にあることをお願いしてるんです。わが家のdc1.0はDENTECフルチューンモデルだから、もちろんD−Clockを積んでいるし、DVDを見るとき使うユニバーサルプレーヤーも、D−Clockを積んでいる。でも、ピュアオーディオ用に使っているSA−14のクロックは、XO3のまま。これをこれから、D−Clockに積み替えてもらおう。その変化を皆さんにも聴いてもらおうと思うんですが――」
しかし、ここでメンバーの中から、2つのクエッションが出た。
 「D−Clockって、いい音が出るまでに200時間くらいかかるっていうじゃないですか。この場でよさがわかるの?」
 「dc1.0って、トランスポートから送られてくるデジタル・データを一旦メモリにプールして、トランスポートが積んでいるクロックの影響をゼロにしてしまうっていうのが売りじゃないですか。ということは、トランスポートのクロック交換は無意味なのでは?」
ううん。しかしまぁ、ここいら辺は聴いてナンボの世界。とりあえず先入観抜きで比較試聴することにしようじゃないか。
大方のメンバーはリヴィングへ移動。コーヒーとお菓子をいただく。その間に、藤本社長がクロックを交換。一部メンバーは、その様子を見学。
 で、コーヒーを飲み終わったころであったか、とあるメンバーがリヴィングに駆け込んできた! 「お。おい。たいへんなことになってるぞ」 (つづく)