
電子回路や電気回路を扱うものにとって電源というものは大変重要なものです。また源流を探ることで真随に迫れますし、様々な事がわかってきます。オーディオももちろん同様です。
オーディオはマイクで電気信号に換えられた空気の振動を最終的に聞き手の空気の振動として耳に伝えます。マイクで電気信号に換えるパワーの源は音の力ですが、一度電気信号に換わってしまうと今度は 「電気」が重要になります。たとえば増幅をする場合には、必ず電気が要ります。いくらDPATシリーズのようにデジタル信号を完璧に送り出しても 増幅するアナログ信号が歪んでしまってはきちんとした再生はできません。
雑誌や講演会などでは良く説明するのですが、増幅は元の信号そのものが大きくなっているのではなく、「電源から得られたパワーで、元の信号に相似の信号を作っている」のです。つまり、電源の質が悪いと仮に完璧な元の信号であっても、原音に忠実な相似の信号などできるはずもありません。