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輸入元カインラボラトリーが作った資料には、マーク・レヴィンソン氏ご本人からのメッセージも載っている。
「やぁ。音楽を愛する友よ。1977年に開発されたデジタル・オーディオは、その後信号自体には何の改良もされずに現在に至りました。新たに登場したSACDは大きな可能性を期待されましたが、製造上あらゆる工程において多くの制約が存在しました。
以前私のエレクトロ・アドバイザーであったミスター・ディック・バウエンは、バウエン・ボブキャットという新しいテクノロジーを開発しました。このバウエン・ボブキャットは、CDやMP3を非常に高い音楽レベルに改善します。その改善レベルは、優れたアナログレコードかSACDの音質に匹敵するという印象です。(中略)
以前、私の友人ミスター・ジェフリー・フシが中国のABCレコード社について話してくれました。その数か月後、ニューヨークで、ABCレコード社の創立者兼プロデューサー徐学輝氏(ミスター・サイモン・ツイ)にお会いしました。彼は、自身のレコーディング作品を紹介した上で、私に『専門家としてリマスタリングの監修と顧問役になってほしい』と依頼しました。そこで私は今回の仕事で、バウエン・ボブキャット・ソフトウェアと私自身の機器を使用し、私自身の耳で監修することにしました。」
ううん。何とも含蓄の深い文章だ。特に、第一段落については突っ込みどころ満載だが、ここはそれを論じるスペースではないから遠慮しておく。何はともあれ、バウエン・ボブキャット(ウィンドウズXPの上で動くソフト)とマーク・レヴィンソン氏が作った機材、彼の耳が、2枚の『永遠の歌聲〜テレサ・テン』を、こんなにも違う音にした…。
しかし、悩ましいのは「音の良い方」が、特製LPの付録でしかないことだ。
付録がこれだけ素晴らしいのだから、主役であるLPはさぞや良い音であるに違いない。しかし、ボクんちに現在アナログプレーヤーはないしなぁ。いったいどうしたものか。(つづく)
★ マーク・レヴィンソン氏からのメッセージ
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