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地デジは難しい?
「お上」は「全世帯数の約80%くらいをカバーした」と元気がいい。しかし現実は全然違うのではないかと思う。論より証拠、あなたの友人・知人を10人思い浮かべてみていただきたい。その中で現在地デジを見ている人が何人いるだろうか? 都会の人を思い浮かべるか田舎の人かにもよるだろうが5人以上いるという人は少ないのではないか。ちなみに私はせいぜい1人くらいだ。要するに普及率10%以下、これが実際の姿だろう。「お上」の80%というのはあくまで地デジの電波を受信できるエリアに暮らす世帯数を言っているに過ぎない。
では地デジが受信できる場所に住んでいるのに受信していない人々はどうなのか。一番簡単な東京近郊を考えてみよう。言うまでもないが「1、3、4、6、8、10、12」というチャンネルが今日まで用いられて来た。VHFのチャンネルだ。昔はよくクイズにもなった。この中の数字を虫食いにして、その数字を当てさせるのである。今でもこの数字がそのままBSデジタルや地デジに持ち込まれていることは(たとえばTBSは6だから、BSデシタルでは161になっている)周知の事実だ。
それほど東京近郊の人々はVHFに慣れ切っている。よほどマニアックにローカル局を見たいという人以外UHFは見ていないのが普通だ。そこに突然地デジの登場では混乱する人がいても当然である。私の知人(素人)には「UHFってなんだ?」という人さえいた。