Google AND OR  
TOPDigitalVillageサロン>No.56
近々別項でご紹介する国際交流のビックイベントの制作にタッチしていてシネマ天国が長の休みになってしまった。終了したのかとご心配をいいただいた方々申し訳ありませんでした。復活しますので今後ともよろしくお願いいたします。

メ)休んでいる間に随分と沢山の方が亡くなってしまった。
芦)映画界の話題ではありませんが私たち競馬ファンにとってまず取り上げなければならないのはイギリスの推理小説家ディック・フランシスでしょうね。(2/14)
メ)競馬場に行ったことのない方や馬券遊びの経験のない方でも彼の小説で競馬の魅力に触れた方も多いだろうねえ。

本命
芦)元々障害レースの騎手出身ですから、熟知している世界とはいえそれを舞台にあれだけのストーリーを組み立てる才能は凄いです。
メ)40作以上あってみんな読み応えがある。最初の長編「本命」をはじめ邦題はほとんど漢字二文字だ。
芦)当然競馬のレースシーンを入れたりしなければならないからか意外と映画になった作品は少ないようですね。
メ)我々の愛する競馬映画の傑作「のるかそるか」のように面白い作品ができるだろうにねえ。
芦)是非作ってほしいですね。競馬と犯人捜しの両方楽しめます。「刑事コロンボ」ばりの傑作が沢山出来ると思います。/div>
メ)私はもう20年も前に一度番組の取材でお会いしている。
芦)ええ〜っ?初耳です。
メ)騎手出身だから、小柄だけれど銀髪の上品な方だった。ごく普通の人のいい英国のおじいさんという感じ。奥様とご一緒に帝国ホテルのお部屋でお会いした。当時私のプロデュースで「馬・疾風伝説」(うま・しっぷうロマン)という番組があってね。ディレクターは今や海外の競馬を語らせたら右に出る者のいない合田直弘さんだ。
芦)あの方はテレビ屋だったんですか。
メ)あたしの部下でねえ。血統から世界の競馬事情までホントに生き字引。井崎修五郎さんには勝てないけれど。共通しているのは馬は語れても馬券はえらくヘタなこと。
芦)血統を知ってるからって勝てるわけじゃないですものね。
メ)競馬の解説者のほとんどは息も絶え絶えだからね。
芦)身近に競馬サークルがあるわけですから結構儲けている人もいるでしょうに。
メ)間違いなくみんないっつもオケラ。夏競馬のときなんかには福島や新潟へ毎週いくだろう。新幹線代をまとめてくださいとかいう解説者が過去には結構いたからなあ。
芦)私はその番組全然知りません。
メ)関東だけの放送だったからね。毎回一人競馬にかかわりあいのある方をゲストに取り上げて競馬の素晴らしさを語ってもらう内容。第一回目のゲストは河野洋平さんだった。

ミスター・シービー
写真説明 騎手時代の吉永正人氏。
ミスターシービーの鞍上で。
芦)今や話題の河野太郎さんのお父さんですね。ナスノコトブキ(菊花賞馬)ナスノカオリ(桜花賞馬)、ナスノチグサ(オークス馬)などそうそうたる名馬のオーナーだった。
メ)それで早川書房の招きで来日中だったディックを直撃したというわけさ。結構凄い番組だろう?顔ぶれを見ると。勿論今やコメンテーターとして活躍している吉永みち子さんも登場する。合田も私も彼女の大ファンで美浦のお宅に伺って打合せした晩のことが忘れられない。吉永調教師が自ら山で採ったという山菜の煮物をふるまってくれてね。随分お酒をごちそうになった。
芦)いい思い出ですね。
メ)ほとんど口を開くことがなく、その代わり超調子っぱずれだけど気持ちよさそうに何曲もカラオケを歌いまくってね。みち子さんはスゴイ歌でしょうって笑っていたけれど温かな心地よい一夜だった。
芦)吉永調教師も亡くなってしまいましたね。ところで映画のほうでは素晴らしいセットを長年作り続けた美術監督の木村威夫さんが亡くなりました。(3/21)

東京流れ者
メ)映画屋さんには監督や俳優は無論のこと脚本家、作曲家、それにカメラマンがいるわけだけどそれに比べて美術監督は地味だな。
芦)鈴木清純監督と組んで「東京流れ者」とか「けんかえれじい」といった素晴らしい作品をたくさん残していますが。
メ)もう一人私の高校時代を語るときには絶対外せない吉永小百合の青春ものを撮りまくった西河克己監督がつい先達て世を去った。(4/6)青い山脈」「伊豆の踊子」「草を刈る娘たち」・・・・・・・
芦)へ〜、映画青年と言いながら、その手のファンだったんですか。
メ)高校時代は女の子たちと見まくった。小田急線の経堂駅か千歳船橋駅前に日活映画の小屋があって。
芦)高校生にもなって映画でデートが石坂洋次郎ものですかあ。ちょっと幼稚だなあ。
メ)うん。おっしゃる通りでございます。しかもグループ交際だったし。
芦)そんなことはどうでもいいんですが、俳優といえばピーター・グレーブスも。沢山の作品に出ているバイプレーヤーですが「スパイ大作戦」のあまりのヒットにあれしか出ていないように思われてちょっと損していますね。
メ)でもDVD結構売れているから皆から忘れられることのない男優さんの一人だ。映画の世界をまた脱線して申し訳ないけれど歌手のしばたはつみさんが亡くなったのもえらくショックだ。(3/27)
芦)「マイラグジュアリーナイト」ですね。
メ)そうそれに「合鍵」。レナウンのあの名CMソングが彼女とは知らなんだ。♪プールサイドに春がくりゃ〜イエエイェイイェイイエエイェイ〜♪

ハートロッカー
芦)歌わない歌わない!ところでもうさすがに「アバター」は見たんでしょうねえ。
メ)いやまだ見ていない。先にカミさんのキャスリン・ビグローのアカデミー作品賞の「ハートロッカー」を見ることになりそうだ
芦)私はもう7回ですよ。それでも東京の劇場はまだ結構込んでいましたから、興行的には大成功ですね。
メ)中身はともかく3Dという触れ込みが大正解だねえ。ただちょっと辟易しているなあ3Dには。商売上デスクに業界誌やエンターテイメント関係の新聞の切り抜きがコピーされてくるんだけどその半分が3Dに関係するもの。世の中3Dの大はやりだ。
芦)間もなくソニーから3Dテレビが発売されますね。
メ)いいかい。この10年間。まずは横長テレビを買わされて、次に薄型テレビだ。そしてHDテレビだろ。さらにそのフルスペック版、地デジ、それだけでも頭にきているのに今度は3Dを買えだと!日本のテレビはスタンダードのカラーテレビで十分じゃ。そういう流れの後ろにメーカーとつるんだ総務省の姿が見え隠れしてる。なにが3Dだ。ありゃ謀略の何物以外でもないぜ。
芦)その意見には大賛成です。ちょっとひねこび過ぎだけど基本的には賛同します。それにテレビを見るのにいちいち眼鏡をかけるんじゃ煩わしくて仕方ないですね。
メ)ソフトだって今のところそんなにないのに、よく買えって言うよなあ。
芦)いくらあなたが小倉智昭さんとお知り合いだって見たくないですものね。立体で。
メ)いいかい朝から小倉やデーブを3Dで見てごらんよ。一日が暗くなるじゃん。
芦)それはわかりますが意地を張らないで「アバター」は早く見た方がいいですよ。映画の常識が変わりますから。
 
page_top