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「サラウンド」というと映像付きのオーディオシステムと思われるかもしれませんが、私が言うサラウンドとはSACDのマルチチャンネル方式の事です。 誕生当初ソフトメーカーの肝入りで宣伝され、いくつかのメーカーも意欲的な新製品を発表したのですが、どういう訳かベテランマニアの皆さんにはこの方式の評判が悪く、「オーディオの王道は2チャンネルステレオだ」との意見に押されて、最近ではこの方式の新製品はほとんど見かけなくなってしまいました。サラウンド方式の価値が認められない本当の理由はチラホラ聞こえてはいますが、その一つに「サラウンドはAV用音声だ」という意見が強いことは事実です。
この方式の魅力はなんと言っても再生されるサウンドステージの臨場感がすばらしいことで、これを聴いたらステレオは平面的でおもしろくなく聴こえます。けれどもこの方式を楽しむためには、従来のステレオシステムに加えてプレーヤーその他のコンポーネントを追加しなければならないのが悩みです。
 マランツの「OPSODIS」は専用スピーカーさえあれば普通のCDでもサラウンドと同等以上の臨場感が得られる優れた方式ですが、今年の4月にこの2代目が誕生しました。名前は「CINEMARIUM(シネマリウム)」です。
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