|
とりあえず購入したのは30ミリと20ミリ1枚ずつです。効果の程は試してみなければわからないからです。効果があれば必要なだけ増やせばよいし、無ければ捨ててしまっても惜しくはないと考えたからです。
実際に実物を持ってみると、吃驚するくらいの軽さです。しかしいくら軽くても、91センチ角のボードを一人で貼り付けるのは容易ではありません。そこでつっかい棒でボードの一方を支えておき、反対側を手で持ってガムテープと鋲で天井に仮止めする事にしました。傾斜は片方のテープを長くしておけば良い訳です。
音圧の高いスピーカーシステムの上に91センチ角を2枚板止めして、周波数特性を測ってみると、スピーカーから1メートルのところでは60ヘルツと80ヘルツの定在波が半分くらいに減りました。音を聞いて見ると、明らかに低域の厚みが増しています。
ところがリスニングポジションでの周波数特性は貼る前と殆ど変わっていません。残っていた20ミリ2枚を最初の貼った位置からリスニングポジション方向に足してみました。今度は音の変化は少しですが、定在波の減少するエリアが少し広がりました。
ここまでの実験で言えることは、「傾斜天井とするとその下の部分の定在波は減る」ということで、リスニングポジションまで定在波を減らすには、天井の殆どに傾斜をつける必要がありそうです。
|